2014年 08月のアーカイブ
新しい生徒さんが入られましたので、江戸切子に関する
本の紹介を致します。
・・・と言っても切子について書かれた本って少ないんですよね。
ガラス工芸全般の歴史で見ても切子は19世紀頃からですから
歴史的にもまだ浅く、文献・資料が少ないせいかもしれませんが。
これから切子を学んだり、深く掘り下げてみたい方に下記の書籍を
おすすめします。但し、技法は掲載されておりません。
歴史背景、人物について書かれた書籍です。
「江戸切子 その流れを支えた人と技」
里文出版 山口勝旦著 306頁
モノクロですが歴代重鎮作家の作品が掲載されています。
勿論、二代秀石(須田富雄先生)の作品もご覧になれます。
この本の後ろのほうに切子界の系統図が付いていて
これを辿ると面白い発見があります。
須田富雄先生の先には‘あの’大物芸能人のご先祖様が!!
大物芸能人:「この本を偶然手に取るまで、自分の身内に
そんな人がいたなんて知らなかった」
・・・“なんでも鑑定団”に出演した時のコメントです。
ご興味のあるかたは、工房に置いてありますので
確認なさってみてくださいね。
1冊しかありませんので貸出はしていませんが、
AMAZONでも購入可能です。(要在庫確認)
秋の夜長の読書のお供に・・・ ビミョーかな(苦笑)
2014.8.30
関西にお引越しをされるため、今日でお稽古を一旦終了されたOさん。
お忙しい中、毎週頑張って通ってくださいましたね。
どうもありがとうございました。
猛暑日、「こんにちは~」と工房に入って来られると
それだけで室温が下がるような爽やか美人さんでしたので、
これからは工房が蒸し暑くなっちゃいそうです(笑)
関西での生活に慣れることが第一と思いますが、
是非また遊びにいらしてくださいね!
いつでもお待ちしております♪
反対に、今日が切子デビューのN様は前橋から
お越しくださいました!
群馬というと遠そうなイメージだけど電車に乗ってしまえば楽勝な通勤圏ですよね。
今日で仕上がったベテラン生徒さんの作品をご覧になり
「綺麗ですね~♪」と溜息。
大丈夫です!数年後にはご自分の手から生まれます☆
最初はカリキュラム作品が続きますが、慌てず焦らず
じっくりと取り組んで頂くうちに必ず力が付いてきます。
そうなったらオリジナルにどんどん挑戦して頂けます。
切子は丁寧に作ることで美しさが倍増しますので
どうか根気よく続けてくださいね♪
これからもよろしくお願い致します。
2014.8.30
先日、一日体験でお越しいただいたY様のグループは
生徒Mさんのお知り合いです。
皆様、江戸切子を作る体験は初めてとのこと。
同じお皿を選んでカットされましたが、個性溢れる
4作品になりました。
完成後にお皿を手にしてパシャ☆
「江戸の文化に触れる貴重な体験ができ、楽しかったです!」
とコメントを頂戴しました。
若い皆様の熱気にこちらも元気を頂いた楽しいひとときでした。
どうもありがとうございました。
お仕事、頑張ってくださいね!
大島から皆様のご健勝とご活躍をお祈りしております。
先日体験教室にいらしたMさんは川崎市に
お住まいとのこと。
工房まで1時間少しかかるそうですが
お稽古に通われることになりました(^^)
ご入会、ありがとうございます。
工房は都内でも東端にありますので
多摩地区や神奈川からだと少し遠くなります。
遠路より本当に恐縮です。
工房のある大島地区は硝子工場の多い
モノ作りの街です。
近くには下町情緒あふれる‘中の橋商店街’があり
夕方には買い物客で賑わいます。
少し足を延ばせば“亀戸天神”で有名な
亀戸の街が広がります。
慣れてきたら、界隈を散策してお気に入りのお店を
是非みつけてみてくださいね♪
今後ともよろしくお願い致します。
2014.8.27
さて、今日の写真は涼しげな瑠璃色のグラスです。
作者はMさん。
Mさんは切子のお稽古歴も長く確かな技術をお持ちですが、
オリジナルデザインで素敵なモノづくりをしておられます。
自分もMさんの作品の一ファンです。
お仕事が多忙で久しぶりに工房へいらっしゃったところを、
すかさずお願いして作品撮影させて頂きました(^^ゞ
ホントはブログで公開するのは気が引けたのですが
(デザインをコピーされたら困るっ)あまりにも素敵なので
やっぱりお披露目させて頂きました。
作品のどことなくオリエンタルな雰囲気は、作者ご本人のイメージとピッタリ!
曲線の美しいグラスです。
上から覗くと万華鏡のようですね。
見ているだけで暑さがスーッとひいていきそうです。
Mさん、撮影にご快諾いただきありがとうございました。
また工房でお目にかかれるのを楽しみにお待ちしております。
2014.8.18