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2016年 03月のアーカイブ

春のグラス

東京は桜が開花した途端の花冷え。
桜が長持ちするのは嬉しいけれど冬に逆戻りのような寒さはちょっと・・・。

さて、本日ご紹介するのは花見酒にも合いそうなグラス2作品です。

上:武田俊夫さん作 冷茶碗
*冷茶だけでなく冷酒や小鉢にも使える多用途なサイズ感です。
効果的なカマボコ文が繊細な菊繋ぎを引き締めていますね。

下:三上教予さん作 オールドグラス
*金赤と瑠璃色のペアグラス。スッキリと品良くお洒落な仕上がりに。
美しく揃った八角籠目文。丁寧なカットが光る作品です。

どちらも作り手の感性やお人柄が感じられる素敵な作品です。

ご協力頂いた武田さん、三上さん 作品のご提供ありがとうございました。
次の作品も楽しみにしています!

2016.3.24

切子体験

先日「急にお休みが取れたので」とご連絡をくださった浅海様。
丁度お席に空きがあり体験にお越しくださいました。

切子体験は初めてとのことでしたが、お仕事で切子に接することがあるそうです。
お聞きすると着物に携わるお仕事でいらっしゃるとのこと。

着物と切子。
最高の取り合わせです。

奥深い着物の世界のこと、お聞きしてみたいです。

仕事のスケジュールが決まったらまたいらしてくださると。
とても楽しみです♪

浅海様、この度はありがとうございました。
ご連絡をお待ちしていますね!

オリジナル

お稽古時にご使用頂く素材は基本的に工房で用意しておりますが
ベテラン域に達した生徒さんの中にはオリジナルのガラスで
創作される方もいらっしゃいます。

写真の中鉢はガラス作家さんに吹きガラスをオーダーし
生まれた作品です。
まさに1点物。
カットはKさん。流線型のカットが素敵です。

吹きガラスの特性で口もとはポッテリと厚く優しい感じに仕上がります。

このようなコラボ作品、需要が増えそうですね。

Kさん、作品のご提供をありがとうございました。

2016.3.16

江戸切子新作展より ~2~

引続き新作展からのご紹介です。

写真上:上 “空 -Ku-”
・作成者コメント:タイトルは色即是空の空から取った。
般若のフォルムを線を用いず3ミリの菊つなぎだけで表現した。

中 “ミルフィーユ”
・小林硝子工芸所の4代目、小林昴平さんの作品。
カットの難しい立ち物の下部に菊つなぎを入れた渾身の作。

下 “火瓶”
・花瓶の下部を菱山でカットし、上部を後から削り
グレーになるように仕上げている。火をイメージした作品。

写真下: 左 “水面の輝き”
・大鉢をシンプルな線でカットし煌めきを表現した作品。

右 “流氷”
・雪が弾ける音が伝わってきそうな作品。

今回は今まで以上に若手職人さんが多く受賞されており、女性の受賞者も数名見られました。
選外作にも甲乙つけがたい秀逸な作品があり興味深々。
切子界が活気に満ちていることの現れですよね!

とても素晴らしい作品の数々に大いに刺激を受けた新作展でした。
来年に向けて職人さん達は既に始動されていることでしょう。
切子から益々目が離せなくなりそうですね!

江戸切子新作展より ~1~

亀戸梅屋敷にて開催された第28回 江戸切子新作展より
選者の講評と併せていくつかご紹介させて頂きます。

写真上:最優秀賞 鍋谷淳一さん作“蛸”
・蛸の足に見立てた斬新な作品。口の処理や細かい気泡の表現など
総合的に丁寧な仕事が感じられる。

写真下:左“Butterfly’s Departure”
・清水硝子の若き女性職人の手による作品。形状・色の使い方など
よく考えられており今後が楽しみ。

右“蓮華”
・ハスの花をイメージした作品。切子の繊細さを表現した優美な作品。

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