ブログ

2018年 04月のアーカイブ

組子の切子

切子に組子(くみこ)のデザインを取り入れたワインクーラー。

佐藤忍さんの作品です。

 

組子とは木を細く割り、釘やネジを使わずに組み合わせて作る木工です。

多くは日本間の障子や“らんま”として使われますが、

昨今は和風モダンな店舗の装飾などで見かけることが多いようです。

線の組み合わせで構成される江戸切子の文様と

どこか通じるものがありますよね。

 

 

 

 

江戸切子と組子のハイブリッドで新たな作品が

生まれました!!

 

 

 

 

 

2018.4.18

花縁

本日ご紹介する作品は、いずれも縁が花の形にカットされています。

通称 花縁(はなぶち)。

作品に華を添える技法です。

 

 

小鉢3点。 佐藤忍さんの作品です。

シンプルなあられ文に花縁をあしらい

作品に個性をプラス。

すっきりと引き締まった美しい作品です。

何を入れてもよく映えそう!

さすがベテランの佐藤さんです。

 

 

村山さん作 向付

繊細なカットをお得意とする村山さん。

美しい花縁の手仕事は溜息ものです。

 

花縁は高度なテクニックを要しますし、

様々なダイヤホイールを使用します。

工房秀石では、ある程度の経験を積まれた生徒様に

この技法を学んで頂いております。

 

春のテーブルに花の器。

是非、作品づくりにトライしてみてくださいね。

 

佐藤さん、村山さん いつもご協力ありがとうございます。

これからも素敵な作品をお待ちしています。

 

 

受賞!!

4月6日~8日、江戸切子新作展が開催されました。

今回は第30回記念ということもあり、いつもの亀戸から

少し離れ、昨年オープンした東急プラザ銀座 キリコラウンジにて

開催されました。

東急プラザはその建築デザインに江戸切子モチーフを取り入れ

“大人の街・銀座”に似合うお洒落なたたずまいが評判を集めています。

 

そして朗報です。

工房秀石出身の切子職人お二人が受賞されました!!

 

江東区長賞:北白聡志さん “BRILLIANCE”

 

 

 

 

 

北白さん(旧姓・長嶋さん)は吹きガラスで素材を作るところから始め、

カット、磨きと全てをご自分の手で行っています。

つまり全くのオリジナル作品です。

お忙しい仕事の合間にこれだけの作品を手掛けるバイタリティーとチャレンジ精神。

力強くエネルギシュな作品はまるで今の北白さん、そのものです。

プライベートでもご結婚され、公私ともに充実されているご様子に

私達は心からの拍手を贈りたいです。

 

(以下、藤巻百貨店様HPより引用させて頂きました)

・輝きを求め辿り着いた立体カットと手磨き
東京スカイツリー内の装飾を手掛けたことでも有名な、創業大正12年の老舗「清水硝子」。

現在は、東京マイスターである三田隆三氏を筆頭に20代から80代まで9名の職人を擁している。

北白聡志氏も同工房で腕をふるう若手職人のひとり。「ブリリアンス」と名付けられた本作品は、

まさにその“輝き”がポイント。「太いカットの面にさらにカットを入れることで、

光を複雑に屈折・反射させ、より輝きが増すように工夫しました」と北白氏。

カットを重ねたことによる切子の立体感と、手磨きによるガラスの輝きをとくと眺めてほしい。

斬新なカットと伝統的な菊繋ぎや菊籠目文様とのバランスも実に見事。

透きガラスの硬質で清らかな美しさを、十二分に引き出した作品となっている。

 

東急プラザ賞:奥波羅幹典さん “生命の根”

 

ご記憶あるかたもいらっしゃると思いますが、昨年夏に

お稽古に日参していたあの奥波羅君です!!

今回の受賞は東急プラザの特別賞。

若者らしいのびやかな感性は、これからの彼の飛躍を

表現しているかのようです。

 

・線と線。その光と影が示す“生命の根”
大正10年に堀口市雄氏が創業し、伝統と技術を継承し続ける「堀口硝子」。

本作品は、切子職人の道を目指し、昨年同社の門を叩いた奥波羅幹典氏によるもの。

現在は技術力向上へ向け、日々研鑽を積む毎日だ。

「植物の力強さ、たくましさ」をテーマに創り上げたという。

あらゆる角度から鋭く走るカットは“動き”がありつつも緻密に計算されており、

太い曲線と質感の異なる3種類のラインが織り成す陰影には思わず見入ってしまう。

「生命の根」と名付けられた花器は、「植物や花の引き立て役としてのデザインを考えた」とも同氏。

その上にどんな植物が花開くのか、そんな想像を膨らませながら見てほしい。

 

北白さんも奥波羅さんも、出発は工房秀石で板ガラスに模様を刻むところからでした。

今は押しも押されもせぬ立派な職人となられたお二人を誇りに思うと共に、

これからも末永く応援していきたいと思います!!

 

心からおめでとうございます!!!

 

以下、藤巻百貨店のHPにエントリー作品全てが掲載されています。

是非ご覧ください。

http://fujimaki-select.com/edokiriko.html

2018.4.11

桜色

今日は朝から入学式と思しき親子を何組も見かけました。

緑が芽吹き、新しいことが始まる春っていいですよね。

 

さて、今月の作品は季節に因んだ桜色です。

柳田さん作: 桜文ぐい吞み

 

 

斎藤信子さん作: 錦帯文小鉢

 

春にぴったりな2作品。

いずれも小ぶりながら華やかさを湛えています。

 

素敵な器で季節を愉しむ粋。

自分で作った愛着ある器なら

日々を豊かに彩ってくれるに違いありません。

 

柳田さん、斎藤さんありがとうございました。

これからも素敵な作品を拝見させてくださいね。

 

2018.4.6

ページの上部へ