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2019年 03月のアーカイブ

春分

今日は春分の日。

昼と夜の長さが同じになり、一段と春らしさが増してきました。

東京は桜の開花が秒読み。

来週はお花見に繰り出すかたも多いのではないでしょうか。

 

さて、銀座の江戸切子祭りが終わり、工房の生徒様は

作品展へ向けてラストスパートです。

 

既に作品が完成した生徒様もいらっしゃいます。

一足お先にちょっとだけご披露しますね。

 

 

 

清水美穂さん作 緑被せ大鉢。

緑とスキ(透明)のコントラストがとても美しく清々しい作品です。

凛として気品ある作品は、見ていて安心できる

存在感があります。

 

 

 

 

こちらは大竹さん作 霰文大鉢

一見シンプルですが、キラッとしてとても綺麗!

飽きのこない素敵な作品です。

 

皆さん、思い思いの作品を仕上げられ

70数名の作品を一挙に展示する作品展。

 

今からとても楽しみです。

 

清水さん、大竹さん、作品のご提供ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新作展の作品から その2

新作展の作品、続きます。

 

 

 

㈱清水硝子 北白聡志さん作「Jewel Tower」

今回惜しくも入賞はなりませんでしたが、

工房秀石出身の江戸切子職人さんです。
昨年ご結婚され、公私共に乗りに乗ってる30代!
作品から“幸せオーラ”が出てましたよ♪

 

 

 

 

㈱堀口硝子 奥波羅幹典さん作「キラキラ~複重星芒紋」

・職人になって2年目の奥波羅さん。

工房秀石で研修されていたことがつい先日のように思います。

昨年の作品もそうでしたが、凛とした品とピリッとした緊張感が

漲る作風に先の予感を感じます。

これからどんどんチカラを付けて良い作家さんになってくださいね。

 

 

 

 

 

こちらは根本硝子工芸の三代目・根本幹大さん。

繊細な黒切子のオールドグラスに見とれていると「僕が作りました」と

説明してくださいました。

お父様が切子界の長渕剛ならご子息は切子界のEXILE?!

シックモダンが相応しいカッコいい黒の切子は存在感充分。

これからが楽しみな作家さんです。

 

 

今回ご紹介の3名はいずれも若いこれからの職人さんです。

普段は職人として黙々と仕事をこなしながら、

合間を縫っての作家活動。

口で言うのはたやすいですが並大抵のことではないと想像できます。

 

工房秀石の創設者、須田富雄も工場の職人でした。

江戸切子作家は職人としての経験と研鑽の上に成立するのです。

 

新作展の度に思いますが、どの作品も完璧で余すところなく

これがプロの仕事、と圧倒されます。

 

素材、カット、磨き。

 

比較するのはおこがましくもありますが

私達素人はどんなに頑張っても素人の域でしかありません。

 

まばゆさばかりに目が眩み

その道で食べていくシビアさは

私達には計り知れないところです。

 

江戸切子職人さんに心からのエールを!!

 

私達はこれからもずっと職人さんをリスペクトしつつ

お稽古に励みましょう!

 

そんなことを改めて思いつつ、来年の新作展を

今から心待ちにしたいと思います。

 

新作展に並んだ作品は藤巻百貨店のHPで

詳しくご覧頂けます

http://fujimaki-select.com/edokiriko.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新作展の作品から

前回のブログに引き続き、江戸切子新作展から

ご紹介させて頂きます。

 

 

藤巻百貨店 特別賞 高野硝子工芸 高野秀徳さん 「アザミⅡ」

・とてもお世話になっている高野さん。

繊細かつ大胆、ゆるぎない技術が集約された素晴らしい江戸切子を

生み出される脂ののった作家さんです。

華やかな大皿はWEB投票納得の第1位!

インスタにも映えそうな眩い美しさです。

 

 

 

㈱ミツワ硝子工芸所 中宮涼子さん作「水神」

・江戸切子界、初の女性伝統工芸士に認定された実力者、

中宮涼子さんの清々しい作品です。

女性ならではの視点から、たおやかで優美な作風が

毎回素敵な作家さんです。

今なお男社会の色濃い切子界にあって

女性を引っ張っていく力強い存在ですね!

同じ女性として多いに応援させて頂きたい職人さんです。

 

 

 

 

銀座で江戸切子祭!

3/15~3/17 銀座東急プラザ6階 キリコラウンジで開催された

「第31回 江戸切子新作展」。

今回も素晴らしい切子の数々を間近で見てまいりました。

 

まずは入賞上位3作品のご紹介です。

 

 

大賞 ㈱ミツワ硝子工芸所 石塚春樹さん作「Falling」

・今までに見たことのないカットに見入っておりましたら

職人さんが説明をしてくださり、特殊なダイヤで一つ一つ

丁寧に彫りこんでいるとのことでした。

緑のグラデーションも美しく、新緑の季節にふさわしい

斬新で目をひく作品です。

硬質なガラスにどこか柔らかさを感じるのは全体のフォルムでしょうか。

 

 

 

2位 ㈱ミツワ硝子工芸所 吉川太郎さん作「回天」

・大胆にうねる親骨に埋め込まれた繊細なカット。

ガツンと勢いある元気の良さが素敵です。

 

 

 

 

3位 (有)鍋谷ガラス工芸社 鍋谷淳一さん 「雨燕」

・入賞常連の実力者、鍋谷淳一さんの今作は朝焼けに飛ぶつがいの燕。

分厚い素材を大胆に彫りこみ、菊繋ぎとのコントラストに

奥行きを感じさせる深い作品となっています。

切子を知り尽くしたベテランが生み出す作品は圧巻!

 

会場で、工房の生徒様と沢山お会いしました。

皆様、熱心にご覧になっておられ大いに刺激を

受けられたご様子でした。

 

本物を間近で見ることはほかならぬ勉強です。

江戸の職人さんが削り出す本物の江戸切子に触れ

幸せなひとときとなりました。

 

 

紫色の器

雅な紫色の器が完成しました。

 

 

川野さん作 深鉢

流れるラインと底面の渦巻文が個性的な作品です。

春霞のような紫色が品良くまとめています。

 

 

中島さん作 タンブラー。

 

底の映り込みがとても綺麗です!

雅な紫色は気持ちも華やぎますよね。

 

上から覗くと・・・

 

 

 

万華鏡のよう!!

 

素敵な作品をいつまでも大切にお使いくださいね。

この度はご協力ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

2019.3.8

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