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2019年 08月のアーカイブ

切子で嗜む

8月も後半に入りました。

まだまだ暑い夏ですが暦の上ではもう初秋。

ミンミン蝉に混じってヒグラシも鳴きはじめ

少しずつ秋へと向かっています。

 

さて、生徒様より素敵なお写真をいただきました。

 

 

 

爽やかなブルーが涼を呼ぶ“ぐい吞み”

作成は武田俊夫さんです。

 

『 先週出来上がったルリのぐい吞みの写真をとり、

その晩も暑かったので冷酒を一杯やりました。

ことさらに旨い酒でした。夏はこれに限りますね。

そこで駄句を一つ。

「冷やし酒 指に伝わる 江戸切子」 』

 

こんなメールをお写真に添えて。

 

駄句だなんてとんでもありません!

ご自分で作られた器で頂くお酒は

どれほど格別な事でしょう。

 

絵画、切子、写真、俳句・・・

多彩な趣味をお持ちの武田様。

これから生まれる作品達が

とても楽しみです。

 

この度はご投稿ありがとうございました。

また宜しくお願い致します!

 

切子のデザイン

切子の素材となる器は

色も形もそれぞれです。

 

切子の文様は代表的なところで

矢来、麻の葉、籠目、魚子、菊、菊繋ぎなどがあり、

これらの文様を組み合わせてデザインを作っていきます。

 

ですから器に合ったデザインで作ると

とてもしっくり美しい切子になりますが

反対もまた然りです。

 

工房では、カリキュラム終了後、自由制作になりますが

いきなり自由にデザインして頂くわけではなく

その器にあったカットや文様をご提案したり

一緒に考えながらお稽古を進めていきます。

 

こちらのショットグラス。

 

 

被せガラスではなく単色の琥珀色。

カットしてもカットした部分が透明にはなりません。

そこを踏まえて、あえてのシンプルデザイン。

形状とカットがマッチして、レトロモダンな仕上がりです。

制作は島田さんです。

 

 

 

 

こちらの可憐な小鉢は野口さんの作品。

レースのような菊籠目文が

優しいピンク色の器にぴったりです。

 

お二方とも、工房のベテラン生徒様。

いつも素敵なセンスでオリジナリティ溢れる作品を

生み出しておられます。

 

切子は道具だけでなく、経験と勘も

大切な要素です。

 

 

 

 

 

 

 

自由研究

世の中、夏真っ盛り!

学生さんは夏休み。

大人には羨ましい限りです~

 

さて、今日の午前中は生徒様のお子様が

切子体験にいらっしゃいました。

 

 

 

小学6年生のコウダイ君とケンヤ君。

 

 

 

小学4年生のリコちゃんはコウダイ君の妹さんです。

 

お母様達の影響か、それともDNAか

みんな、とても筋が良く

びっくりするほどお上手でした。

お世辞ではありませんよ~

 

ケンヤ君とコウダイ君は麻ノ葉文様のお皿を、

リコちゃんは格子に玉を入れたお皿を

約1時間半で仕上げました。

 

 

 

 

初めての切子、楽しんでいただけたかな?

 

夏休みの研究が江戸切子なんてカッコいいなぁ。

 

折角作ったお皿ですので、どうぞ割らないよう

大事に使ってくださいね♪

 

お母様達もお疲れ様でした!!

今回はご利用いただき、誠にありがとうございました。

次回はお母様のお稽古で。

お待ちしております(^^)

 

(※ 一般の方のお子様体験は受け付けておりません。

何卒ご了承ください。)

 

 

 

 

 

 

向日葵

パッと開いた夏の花。

“ひまわり”をイメージして作られたこちらの大鉢。

作者は杉田さんです。

 

 

 

シックな琥珀色と紫色の二層被せの素材を

使用されています。

 

 

サイドはすっきりシンプルです。

 

因みに、

 

 

こちらは春の工房作品展に出品された杉田さんの作品です。

色は違いますが形状は同じ大鉢。

 

デザインが変わると印象も大きく変わる。

そこが切子の面白みでもあると思います。

 

仕事が丁寧な杉田さんの大作は

いつもきちんと美しく、観ていてホッとします。

正統派だけど新鮮で

ご本人そのままの印象です。

 

作風は不思議とお人柄が表れるんですよね。

 

これからも美しい作品を拝見させてくださいね。

次の作品を楽しみにしています!!

 

この度はご協力ありがとうございました。

 

 

 

 

 

10代から70代まで

工房の生徒様の年齢層は幅広く

10代から70代までいらっしゃいます。

 

 

 

こちらの豆皿。

御年70数歳の生徒様の作品です。

「どうせやるなら全部の柄をマスターしなきゃ!」と

難しい蜘蛛の巣文を何度も練習され、作品にあしらわれました。

 

立派な豆皿の完成です。

いつもアグレッシブで失敗を恐れないそのかたはK様。

見習いたいです。

 

 

 

美しい魚子(ななこ)と菊の文様。

 

こちらはカリキュラム最初の板ガラス。

カットは6月に入られた19歳の生徒様です。

 

初めての文様でここまで出来る方はそういませんので

思わず写真を撮らせて頂きました。

 

老眼鏡と拡大鏡をとっかえひっかえしなくても

よく見える視力は羨ましい限りですが、

何より線の一本一本を的確に

彫り進めるひたむきさに感動します。

 

10代から切子を学べたら先はどんなことに?!

永く切子に携わってくれたらいいな、と思います。

 

工房にいらっしゃる生徒様の目的はそれぞれですが

“江戸切子が好き”な気持ちは皆さん同じです。

 

工房でのお稽古の3時間。

前回より今回、今回より次回、

必ず進歩していきます。

 

焦らずにご自分のペースで。

一緒に頑張りましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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