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~須田富雄 五年祭~

八月一日は、工房の創設者 須田富雄先生(二代秀石)の

命日にあたります。

 

先生が亡くなられて、もう五年も経つのですね。

工房の生徒様も、切子をとりまく環境も、この五年の間に随分と

変化がありました。

しかし工房秀石のマインドは今までもこれからも

変わることはありません。

 

以下、工房代表 須田静代から生徒の皆様へ

一言ご挨拶を申し上げます。

 

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去る七月二十二日、東大島神社にて『須田富雄 五年祭』を

執り行いました。

 

祭壇には、神社に寄贈させて頂いた “秀石作 瑠璃被籠目文大皿”が

飾られており、胸が熱くなりました。

 

この五年、力の無い私が秀石工房を続けてこられたのは

ひとえに皆様のお蔭と深く感謝しております。

本当にありがとうございました。

 

師であり義父が、私達に残してくれた技術、

切子に対する謙虚な想いを、出来る限り

守り続けていきたいと思います。

 

 

これからも末永くお引き立てを賜りますよう

何卒よろしくお願い申し上げます。

 

平成三十年 八月一日 須田静代

 

2018.8.1

金継ぎ

大切にしていた器が欠けたり割れたりすること

ありますよね。

どういう訳か、気に入ったものや大切にしているものほど

憂き目にあったりしがちです。

 

工房でも、作成途中に欠けたり、

うっかり手を滑らせて割ったり・・・ということが

たまにあります。

壊れ物ゆえの宿命的な部分もありますが

あまりにも残念です。

 

こちらのぐい吞みの作成者もそのお一人でした。

 

被せの濃い素材を彫っていくうちにうっかり開けてしまった穴。

 

穴が開いたものは酸磨きに出せないので、

どうしたものかと思っていたら、

とある生徒様から 金継ぎで治せますよ。とご提案いただき

早速修理していただくことになりました。

 

蘇った作品がこちらです。

 

 

まるで最初からデザインされていたかのような

美しい手仕事です。

切子の瑠璃に金色がとても映えます。

 

こんなに美しく生まれ変わりました。

 

金継ぎを快くお引き受け頂いた生徒の増山様、

ありがとうございました。

ぐい吞みの持ち主、Tさんは大変喜んでおられましたよ!

 

切子と金継ぎ、伝統工芸の融合が生み出す

新たな美。

 

今後もお願いすることがあるかもしれませんが、

どうかよろしくお願い致します。

 

この度は作品提供にご協力いただき

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

一点もの!

6月末に仕上がった作品から

とても素敵な2点を紹介いたします。

 

 

こちらのゴブレットは畑村さんの作品。

難しいステム部分に挑戦された渾身の一作です。

風格ある素晴らしい作品になりました!

 

 

 

石飛さん作 八角鉢。

予め側面にサンドブラストで七宝文があしらわれている

生地を使用しています。

ブラスト部分には手を加えず、底と側面の6面のみ

カットを入れました。

 

キラキラと輝く切子面と艶消しのブラスト面が良い雰囲気を

醸し出しています。

 

いずれも素材そのものの入手が二度と出来ない1点ものです。

 

良い作品に仕上がりましたね!

 

どうか大切にお使いになってくださいね。

 

この度はご協力、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

透明

切子は色によって呼び方があることをご存知ですか?

青→ 瑠璃

ピンク→ 金赤

赤→ 銅赤

透明→ 透き(すき)

無色透明のガラスを透きガラス(すきガラス)と呼びます。

 

江戸切子は透きガラスに繊細なカットを施したものが

その特徴とも言えます。

そしてなにより、

夏の透きガラスは本当に涼しげですよね。

 

先日、仕上がった作品から、透きガラスの数点を

ご紹介致します。

 

 

コロンと丸い形が可愛らしいぐいのみはKさんとMさんの作品。

 

Mさんはいきつけのお寿司屋さんに

マイグラスとして持参されるとのことです。

ご自分でカットされた器でいただく日本酒は

どんなに美味しいことでしょう!

お酒が進みそうですね。

 

Kさんは目下、切子の特訓中?!

新しい素材、カットにどんどんチャレンジしています。

みるみる上達され、毎回の完成に笑顔です。

熱心に向き合っておられるこその完成度。

これからも頑張ってくださいね!

 

 

 

こちらはN・Hさん作成の冷茶碗3個組。

とても品良くスッキリと仕上がりました。

麦茶にも蕎麦猪口にも使って頂けるサイズです。

無色透明は中に入れるものを選びません。

この夏、是非沢山使ってくださいね。

 

ご協力いただいた生徒様、ありがとうございました。

 

 

 

 

7月

7月に入り、猛暑続きですね。

年々、暑さが増すようで四季の移ろいを感じにくくなりました。

 

西日本では豪雨による大災害が発生、

言葉を失いました。

被災地域の方々に心よりお見舞い申し上げるとともに

一日も早い復興をお祈りいたします。

 

工房では5月末に提出した作品が、

酸磨きから戻ってまいりました。

該当される生徒様、お早目のお引き取りを

お願い致します。

 

 

 

 

 

 

2018.7.13

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