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カテゴリー:切子Exhibition

新作展の作品から その2

新作展の作品、続きます。

 

 

 

㈱清水硝子 北白聡志さん作「Jewel Tower」

今回惜しくも入賞はなりませんでしたが、

工房秀石出身の江戸切子職人さんです。
昨年ご結婚され、公私共に乗りに乗ってる30代!
作品から“幸せオーラ”が出てましたよ♪

 

 

 

 

㈱堀口硝子 奥波羅幹典さん作「キラキラ~複重星芒紋」

・職人になって2年目の奥波羅さん。

工房秀石で研修されていたことがつい先日のように思います。

昨年の作品もそうでしたが、凛とした品とピリッとした緊張感が

漲る作風に先の予感を感じます。

これからどんどんチカラを付けて良い作家さんになってくださいね。

 

 

 

 

 

こちらは根本硝子工芸の三代目・根本幹大さん。

繊細な黒切子のオールドグラスに見とれていると「僕が作りました」と

説明してくださいました。

お父様が切子界の長渕剛ならご子息は切子界のEXILE?!

シックモダンが相応しいカッコいい黒の切子は存在感充分。

これからが楽しみな作家さんです。

 

 

今回ご紹介の3名はいずれも若いこれからの職人さんです。

普段は職人として黙々と仕事をこなしながら、

合間を縫っての作家活動。

口で言うのはたやすいですが並大抵のことではないと想像できます。

 

工房秀石の創設者、須田富雄も工場の職人でした。

江戸切子作家は職人としての経験と研鑽の上に成立するのです。

 

新作展の度に思いますが、どの作品も完璧で余すところなく

これがプロの仕事、と圧倒されます。

 

素材、カット、磨き。

 

比較するのはおこがましくもありますが

私達素人はどんなに頑張っても素人の域でしかありません。

 

まばゆさばかりに目が眩み

その道で食べていくシビアさは

私達には計り知れないところです。

 

江戸切子職人さんに心からのエールを!!

 

私達はこれからもずっと職人さんをリスペクトしつつ

お稽古に励みましょう!

 

そんなことを改めて思いつつ、来年の新作展を

今から心待ちにしたいと思います。

 

新作展に並んだ作品は藤巻百貨店のHPで

詳しくご覧頂けます

http://fujimaki-select.com/edokiriko.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新作展の作品から

前回のブログに引き続き、江戸切子新作展から

ご紹介させて頂きます。

 

 

藤巻百貨店 特別賞 高野硝子工芸 高野秀徳さん 「アザミⅡ」

・とてもお世話になっている高野さん。

繊細かつ大胆、ゆるぎない技術が集約された素晴らしい江戸切子を

生み出される脂ののった作家さんです。

華やかな大皿はWEB投票納得の第1位!

インスタにも映えそうな眩い美しさです。

 

 

 

㈱ミツワ硝子工芸所 中宮涼子さん作「水神」

・江戸切子界、初の女性伝統工芸士に認定された実力者、

中宮涼子さんの清々しい作品です。

女性ならではの視点から、たおやかで優美な作風が

毎回素敵な作家さんです。

今なお男社会の色濃い切子界にあって

女性を引っ張っていく力強い存在ですね!

同じ女性として多いに応援させて頂きたい職人さんです。

 

 

 

 

銀座で江戸切子祭!

3/15~3/17 銀座東急プラザ6階 キリコラウンジで開催された

「第31回 江戸切子新作展」。

今回も素晴らしい切子の数々を間近で見てまいりました。

 

まずは入賞上位3作品のご紹介です。

 

 

大賞 ㈱ミツワ硝子工芸所 石塚春樹さん作「Falling」

・今までに見たことのないカットに見入っておりましたら

職人さんが説明をしてくださり、特殊なダイヤで一つ一つ

丁寧に彫りこんでいるとのことでした。

緑のグラデーションも美しく、新緑の季節にふさわしい

斬新で目をひく作品です。

硬質なガラスにどこか柔らかさを感じるのは全体のフォルムでしょうか。

 

 

 

2位 ㈱ミツワ硝子工芸所 吉川太郎さん作「回天」

・大胆にうねる親骨に埋め込まれた繊細なカット。

ガツンと勢いある元気の良さが素敵です。

 

 

 

 

3位 (有)鍋谷ガラス工芸社 鍋谷淳一さん 「雨燕」

・入賞常連の実力者、鍋谷淳一さんの今作は朝焼けに飛ぶつがいの燕。

分厚い素材を大胆に彫りこみ、菊繋ぎとのコントラストに

奥行きを感じさせる深い作品となっています。

切子を知り尽くしたベテランが生み出す作品は圧巻!

 

会場で、工房の生徒様と沢山お会いしました。

皆様、熱心にご覧になっておられ大いに刺激を

受けられたご様子でした。

 

本物を間近で見ることはほかならぬ勉強です。

江戸の職人さんが削り出す本物の江戸切子に触れ

幸せなひとときとなりました。

 

 

江戸切子桜祭り 2019

2月も半ばを過ぎ、桜の開花予想が発表されました。

東京は例年より早い3月22日だそうです。

桜の季節、本当に待ち遠しいですよね。

 

さて、江戸切子協同組合より今年の新作展のお知らせが

届きました。

『Love Nippon! 江戸切子桜祭り 2019』

前回同様、銀座東急プラザ 6階 キリコラウンジで

3/15~3/17の三日間 開催されます。

 

組合所属の各工房から、腕によりをかけた新作切子が並びます。

江戸切子と銀座、そして桜をテーマにした

“日本最大の切子イベント”ですので、是非おでかけくださいね!

詳しくは組合のHPでご覧いただけます。

https://www.edokiriko.or.jp/

 

工房秀石の入口ドアと工房内にポスターを貼らせて頂きました。

また、案内状のご用意もございますので、

お気軽にお声がけくださいね。

 

 

 

江戸切子新作展より ~2~

引続き新作展からのご紹介です。

写真上:上 “空 -Ku-”
・作成者コメント:タイトルは色即是空の空から取った。
般若のフォルムを線を用いず3ミリの菊つなぎだけで表現した。

中 “ミルフィーユ”
・小林硝子工芸所の4代目、小林昴平さんの作品。
カットの難しい立ち物の下部に菊つなぎを入れた渾身の作。

下 “火瓶”
・花瓶の下部を菱山でカットし、上部を後から削り
グレーになるように仕上げている。火をイメージした作品。

写真下: 左 “水面の輝き”
・大鉢をシンプルな線でカットし煌めきを表現した作品。

右 “流氷”
・雪が弾ける音が伝わってきそうな作品。

今回は今まで以上に若手職人さんが多く受賞されており、女性の受賞者も数名見られました。
選外作にも甲乙つけがたい秀逸な作品があり興味深々。
切子界が活気に満ちていることの現れですよね!

とても素晴らしい作品の数々に大いに刺激を受けた新作展でした。
来年に向けて職人さん達は既に始動されていることでしょう。
切子から益々目が離せなくなりそうですね!

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