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カテゴリー:生徒さん作品集

霰文の鉢

昨日は立冬。

暦の上ではもう冬です。

ちっとも寒くないのであまりピンと来ないのですが、

季節は確実に冬へと移行しています。

 

さて、皆さんは霰(あられ)と聞くと何をイメージされますか?

冬の季語のあられは空から降ってくる氷の粒の固まりです。

お煎餅にもあられがありますね。

 

和柄の文様にもある名称の霰は

小さな正方形を規則的に表した模様をさします。

切子の場合、霰文は矢来を組み合わせたカット面が

四画椎の形状から成り立ちます。

 

 

 

こちらの大鉢は日曜日の生徒様 大竹さんの作品です。

霰文が放射状に弧を描く美しい大鉢。

氷のような透明感あるガラスの霰もまた

冬に映えるる素敵な作品です。

 

シンプルな力強さゆえに男性の生徒様からの人気が

高い霰文。

 

力作をご提供いただいた大竹さん、ありがとうございました。

 

 

 

お久しぶりです!

かわいらしい豆鉢ができあがりました。

 

 

作者は吉澤さん。

息の長い生徒様です。

久しぶりに工房へおいでになり、

完成作品をお渡しできました。

 

吉澤さんは独身時代にお稽古を始められ、

ご結婚 出産を経て現在は2児のママさん。

育児でお忙しい中、時間を見つけて通ってくださっています。

 

今は年数回のペースでお稽古されていますが

身につけられた技法をきちんと反芻され

いつも綺麗な作品を作られます。

 

これからも吉澤さんらしい素敵な作品を

見せてくださいね。

 

どうぞ末永くよろしくお願い致します。

 

 

 

 

 

ご夫婦で

お稽古にご夫婦で通われる生徒様がいらっしゃいます。

ご夫婦で同じ趣味を嗜むって案外できないですよね。

時にライバル、時に同志に。

お互いを理解し、刺激しあえる素敵な関係だと思います。

 

 

こちらの作品はK様ご夫妻の作品です。

 

右側の黒い市松紋様はご主人様の作品、

左の緑被せ 矢来に格子文のグラスは奥様の作品です。

色と形状は違ってもどちらもスッキリとシンプルで、

ご夫婦共通の趣味の良さが窺えます。

先日嫁がれたお嬢様の新居にも、きっと心のこもった

切子達が並ぶことでしょう。

 

明るく快活なご主人様と、さっぱりして温厚な奥様は

とてもお似合いの理想のご夫婦です。

どうぞこれからも末永くお付き合いくださいね。

これからの作品も益々楽しみにしております。

 

この度はご協力ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

十月

二十四節気ではまもなく“寒露”。

夜の時間が長くなり、露が冷たく感じる頃に入ります。

とは言え、暑さが残りとても“冷たい”には程遠いような・・・

 

年々感じることですが、春・秋の心地よい時期が短くなりましたよね。

季節の移ろいを感じる間もなく、いきなり夏や冬がやってくるので

都度うろたえます。気持ちも身体も季節を追いかけるのが大変で。

四季ある日本に生まれたものとして、二季化に向かうのは嘆かわしいことですが、

温暖化が避けられない今、うまく付き合っていくしかなさそうです。

 

さて、切子の旬はやはり夏ですが、最近は一年を通して

ガラス関連の催事があり、季節は関係なくなりつつあるように

思います。そんな背景も四季を薄らげる要因かもしれませんね。

私自身は秋冬に使うガラスも好きです。

場に緊張感を生みキリッと引き締まる感じがしませんか?

 

前置きが長くなりましたが

今月の完成作品です。

田中さん作 浅鉢

パッと咲いた花のよう!

美しい輝きが艶やかな作品です。

柄違いのペア、とても素敵です。

 

 

川畑さん作 小鉢揃え

こちらは可憐な印象です。

高台はカマボコを使ってすっきり仕上げています。

いつも丁寧に仕事をされる川畑さんらしさが

滲み出ている作品と思います。

 

いつか実際に作品を使っているところなど拝見できたら

嬉しいです!!

 

この度はご協力ありがとうございました。

 

 

 

中秋に

今年のお月見は9月24日でした。

関東地方はの天気予報は生憎の曇り。

お月見は無理かな、と思いきや夜には綺麗なお月様が堂々と!!

空を見上げて、見とれたかたも多いのではないでしょうか。

 

さて、お月見を作品と共に楽しまれた生徒様から

素敵なお写真をいただきました。

 

武田俊夫さん作 格子に矢来文深皿

 

「秋らしく名月だんごを入れて使います」と添えてありました。

お月見がさぞ華やいだ時間になったことでしょう。

 

そして後日、

「先日、孫たちが遊びに来たのですが、意外な発見を

しました。瑠璃の皿を見つけて

“あれこれ? この模様は武田信玄の家紋と同じではない?

確か、信玄餅を食べた時の包み紙がこんなじゃなかったかな”

皿の周辺の矢来に細い線を施したので

武田家紋そっくりになったのですが、それにしても子供の感覚は

鋭いものですね。」

 

こんなメールをいただいたのです。

武田さんの感性を受け継がれたお孫様の着眼点に脱帽です。

そして、武田さんが武田家の家紋にそっくりの文様を切子に入れる。

偶然でしょうか?

それはもしやDNAがそうさせたのかもしれませんよ!!

 

ちなみに武田信玄の家紋を「武田菱」と呼ぶそうで

こんな形です。ほんとにそっくりです。

武田信玄の家紋アイコン

 

中秋の一コマが思い出深いものになりましたね。

 

武田さん、素敵なお写真とメールをありがとうございました。

これからの作品も益々楽しみにしております(^^)

 

 

 

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